児童発達支援放課後等デイサービス みらい 児童発達支援
放課後等デイサービス

ABA療育とペアレント・トレーニング

 ABAとは「Applied(応用)Behavior(行動)Analysis(分析)」の頭文字をとって、
「応用行動分析」と日本語に翻訳されています。

ABAは、行動の前後を操作することにより行動を増やしたり減らしたりできるという原理を利用し、発達障がいのお子さまの早期療育以外にも、教育や医療、スポーツなど様々な分野で効果を上げ、世界中の大学・研究機関での長年にわたる研究データによって証明された、非常に科学的で信頼性の高いものです。
中でも、1980年代に米国UCLAのロバース博士らの研究チームは「ABA早期集中療育(早期集中行動介入、EIBI)」という方法で、自閉症と診断された2、3歳児のグループに、週40時間という集中的なABA療育を2年ほど続けたところ、その半数近くが特別な配慮を必要とせずに通常学級に進んだという結果は、自閉症の症状の改善に画期的な効果を上げたと注目されました。
ABA(応用行動分析)を用いた早期発達支援は自閉スペクトラム症の最も効果的な療育方法とされ、「科学的エビデンス(証拠)」によって証明されています。
米国でのABA療育は各州によって保険適応の対象になりその数は40州を超え、カナダでも早期療育には、必ずABAが導入されています。

ABAの主な技法

*DTT:スモールステップに課題を分解し、正しい行動を常に強化することにより様々なスキルを教える。
*NET:自然な環境下において、子どもの興味を引き出す操作を加えてスキルを教える。
*バーバルビヘイビュアー:言語行動に特化した言語行動療法 (マンドスキル:要求言語行動の表出に効果的)

ABAにできること

言語、身辺自立、読み書き数字、コミュニケーションスキルなどの成功体験を積み、望ましい行動を増やすこと。
また、自傷他害行為、イライラや癇癪、ハンドフラッピングなどの常同行動、独り言などの自己刺激など問題行動を抑え、望ましくない行動を減らすこと。

みらいでは、ABAの個別トレーニングとペアレント・トレーニングで支援の質を高めています。

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個別療育と小集団療育

ペアレントトレーニングとは、発達に障がいのあるお子さまを持つ、保護者のための子育てのトレーニングです。
保護者の適切な接し方は、障がいによる特性の改善や、子どもが感じている困難の軽減につながります。また、保護者のストレス軽減に役立つ子育ての工夫を学ぶことができます。

・子どもの行動の分類と対処法
子どもの行動を増やしたい行動・減らしたい行動・危険な行動などに分け、それらの行動に対する対応方法を学びます。
・肯定的な注目の仕方
悪いところばかりに注目してしまいますが、良いところに注目して褒めてあげることが大切です。
良い所を見つけるコツ・褒めるコツを学びます。
・上手に指示を出す方法
「片付けなさい」などの指示は、子供に怒っていると思われてしまうこともあります。

※お子さまのご利用家庭は自由にご参加できますが、プログラムのみの受講には、別途費用が必要です。
※詳細はお問い合わせください。

ペアレントトレーニングとは

ペアレント・トレーニングスケジュール

令和5年度 第1期 ペアレントトレーニングを開催いたします。
日本ペアレントトレーニング研究会の基本プラットホームを使用しての開催です。
今回は、全5回で開催いたします。
詳しくは、以下のチラシをご覧ください。

みらいcafe

コーヒーと紅茶をご用意しています。
セルフサービスですが、ご自由にどうぞ。

伊丹市の児童発達支援・放課後等デイサービスみらいのスペースを、ご自由に利用していただけます。
つかしんでのお買い物の帰りに立ち寄っていただき、コーヒーや紅茶を飲みながらおしゃべりや休憩でもしてください。

療育の参考になる書籍も用意しています。何か相談事がありましたら、管理者もいますので、お話しください。
また、皆さまの情報交換の場としてもご利用ください。隔週の土曜日の午後にオープンしています。